美味しく安全なお水は蛇口から!新型コロナ禍の今こそ水道水を見直そう

健康管理の面からも、水道水の大切さをより身近に感じて欲しい

ヘルシーワンショッピングでは以前から美味しく安全なお水への追及を実施してまいりました。

今回は、水道水の大切さをより身近に感じていただくため、東京都の水道についての取り組みを中心にご紹介させて頂きたいと思います。(参考出典:水道・暮らしのガイド)

水道は、私たちの生活や都市の活動を支える必要不可欠なものです。

最近、新型コロナウイルス蔓延によって健康管理の重要性が高まり、手洗い、うがいはもちろん、家庭でも職場でも水道水を利用するシーンがより増えてきています。

このように大切な水道ですが、水は無尽蔵にあるわけではありません。

限りある資源である水を一人でも多くの人々にお届けするために東京都水道局では、様々な取り組みを行っています。

<東京都の水道の概要>

あなたの家の水道水はどこからきているの?

主な水道水源と水系別給水区域概要図

東京都の水源は、ほとんどが河川水で、78%が利根川水系及び荒川水系19%が多摩川水系です。(水原量・・1日あたり630万m3)

昭和30年代までは、水源の多くを多摩川水系に依存してきましたが、その後、急激な需要の増加に対応するため、利根川水系の水資源開発に合わせて、利根川水系への依存度を高めてきました。

ダムの数だけみても

・利根川水系ダム・・8ケ所
・荒川水系ダム・・3ケ所
・多摩川水系ダム・・1ケ所

と利根川系のダム数がもっとも多いのがわかります。

利根川系のダム

<矢木沢ダム>

矢木沢ダム
堤  高131m
有効貯水容量17, 580万m3
利水容量11,650万m3

奈良俣ダム
堤  高150m
有効貯水容量8,500万m3
利水容量8,500万m3

相俣ダム
堤  高67m
有効貯水容量2,000万m3
利水容量2,000万m3

<藤原ダム>

藤原ダム
堤  高95m
有効貯水容量3,589万m3
利水容量3, 101万m3

薗原ダム
堤  高77m
有効貯水容量l,414万m3
利水容量1,323万m3

八ッ場ダム
堤  高116m
有効貯水容量9,000万m3
利水容量9,000万m3

<下久保ダム>

下久保ダム
堤  高129m
有効貯水容量12.000万m3
利水容量12,000万m3

草木ダム
堤  高140m
有効貯水容量5.050万m3
利水容量5.050万m3

渡良瀬貯水池
有効貯水容量2,640万m3
利水容量2,640万m3

霞ヶ浦開発
有効貯水容量61,700万m3
利水容量27,800万m3

荒川水系のダム

<二瀬ダム>

二瀬ダム
堤  高95m
有効貯水容量2,180万m3
利水容量2 000万m3

滝沢ダム
堤  高132m
有効貯水容量5,800万m3
利水容量5,800万m3

<浦山ダム>

浦山ダム
堤  高56m
有効貯水容量5,600万m3
利水容量5.600万m3

荒川貯水池
有効貯水容量1.060万m3
利水容量1,020万m3

多摩川水系のダム

<小河内ダム>

小河内ダム
堤  高149m
有効貯水容量18,540万m3
利水容量18,540万m3

村山・山口貯水池
有勣貯水容量3,435万m3
利水容量3,435万m3

飲み水はどこからくるの?水道水がみんなの元に届くまで

1)取水と導水

水道水原林に降った雨はダムや川などを通じて取水堰へ流れます。
取水堰では、川をせき止め、水を取り入れます。

取り入れられた水は、導水路(導水管)によって貯水池や浄水場に導かれます。

多摩川には、小作取水堰、羽村取水堰(ともに羽村市)があります。

<羽村取水堰>

ちなみに羽村取水堰は、多摩川の河口から上流約54㎞に位置しています。

川をせき止める投渡堰、固定堰、魚類が行き来する魚道及びせき止めた水を取り入れる第1水門から構成されています。

羽村取水堰は、玉川上水と同時に建設され、承応2(1653)年に完成した大変に歴史ある取水堰です。
明治33(1900)年、大正13(1924)年の増改築を経て現在に至ります。

2)浄水場

浄水場では、川から取り入れた水を、凝集沈殿、ろ週及び消毒して、安心して飲める水道水をつくります。
浄水場でつくった水道水は、送水ポンプで圧力をかけ、給水所へ送り出します。

水運用センター監視室では、24時間体制て貯水池から浄水場、給水所、主な配水管まての水の流れをコントロールしています。

<水運用センター監視室>

3)給水所

給水所には、浄水場から送られた水をためておく配水池と水を送り出すポンプがあります。時間ごとに変わる水道水使用量に会わせて、配水量や圧力を調整しています。

震災時には、浄水場や給水所も公圓などの地下にある応急給水槽と同じように、周辺の人々への給水拠点となります。

万一、事故が起きたときても、安心して水道を使えるように、別の経路から水を送ることがてきるようになっています。

<世田谷区和田堀給水所>

4)配水管

給水所から送り出された水は、道路下に埋められている配水管を通り、給水管を経て各家庭の蛇口に水道水として届きます。

配水管は、直径が2メートルを超える大きなものもあります。

ちなみに、道路の下には26,348km(地球半周分以上)もの配水管が網の目のように張リめぐらされています。(平成24年3月末現在)

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